詩
2008年07月04日
戦争を知らない子どもたち
「せんそうが」
戦火を知らず 育った世代 浮かれていたら 崖っぷち 桃栗
「おわって」
大きな夢も 笑って話す つつみ隠さぬ テレビ族 粕一坊
「ぼくらは」
ぼんやり暮らす 苦労は嫌い 楽して遊び 半世紀 何木偶坊
「うまれた」
宇宙行く日が まさか来るとは 歴史の一歩 託す夢 桃栗
「せんそうをしら」
戦意喪失 相を見りゃわかる しきりにみんな 楽のぞむ 粕一坊
「ずにぼくらは」
ずっと平和な 日本で育ち 僕ら自由を 履き違え 桃栗
「そだった」
それが自由と だんまり決めて 強がる口を 盾に逃げ 鈍八
「おとなに」
親の威厳も とうに無くなり 何を諭せど にべもない 桃栗
「なってあるき」
なんとか就職 つてで決まれど アルバイトより 気が利かぬ 桃栗
「はじめる」
はみ出す事が 自分の証と 迷惑もとより ルール無視 鈍八
「へいわの」
偏差値上下 一喜一憂 我が子の受験 のめり込む 桃栗
「うたをくちずさ」
歌を聞き聞き 車飛ばせど 地図も読めない 冴えぬ奴 桃栗
「みながら」
見た目ばかりの 生意気世代 ガッツは無いし 楽ばかり 何木偶坊
「ぼくらの」
盆暮れ義理で くにへ帰れば ラッシュの波に のみ込まれ 桃栗
「なまえをおぼ」
何かにつけて 前を気にする お手本無いと 墓穴掘る 何木偶坊
「えてほしい」
選ぶ人生 適当に決め 欲しがる事だけ 一著前 鈍八
「せんそうをしらない」
戦争を今 知らぬ世代が 嘆いて問うは 生きる意味 桃栗
「こどもたちさ」
子供に託す たくさんの夢 地球平和と 差別なし 何木偶坊
「わかすぎ」
忘れちゃならぬ 家族の絆 過ぎし良き日の 義理人情 桃栗
「るからと」
留守がいいとか 母さん言うが 楽じゃないんだ 父さんは 桃栗
「ゆるされ」
豊かさ求め 累日残業 冷めた料理を レンジでチン 桃栗
「ないなら」
長いものには いつも巻かれて 無いのは意欲 らしさもね 鈍八
「かみのけ」
勝ち負け嫌い みんな平等 能力あると 煙たがる 何木偶坊
「がながいと」
頑張るけれど 長く持たない 意志が弱くて 滞る 何木偶坊
「ゆるされないなら」
許すばかりで されるがままで ないことあると 並べられ 桃栗
「いまのわたしに」
いまどきの子は のびのびしてて わたし大事で 賑やかだ 何木偶坊
「のこって」
農業離れ コンビニ経営 妻は今日から 店長に 桃栗
「いるのは」
生きがい知らず ルールは無視で 飲んで暴れて 羽目外す 何木偶坊
「なみだをこらえて」
波風うけて だを駄と堕にす こらダメダメだ 猿公だ 粕一坊
「うたうこ」
憂さ晴らしのみ 楽しみみたい 嬉しいときは 小生意気 何木偶坊
「とだけさ」
とまらずしゃべり だまりうつむく 懸命歌い 酒あおる 粕一坊
「あおぞら」
あっけらかんと 大声上げて ぞっとするほど ラッパ飲み 何木偶坊
「がすきで」
学校出ても 脛かじる日々 きちんと就職 出来ぬのよ 桃栗
「はなびら」
はなからやらず 難儀は避ける ビリでもいいよ 楽がいい 粕一坊
「がすきで」
頑固親父が 少なくなって きちんと躾け できぬ母 桃栗
「いつでも」
いの一番に 面だし目立ち できるできると 妄想す 粕一坊
「えがおの」
偉そうな顔 我は丸出しで 俺が俺がと のぼせあげ 粕一坊
「すてきな」
好きな遊びは テレビゲームと 機械持ち寄り 仲良しに 桃栗
「ひとなら」
品格などが 問われる時代 中身空っぽ 楽したい 桃栗
「だれでも」
団欒憧れ レタスをかじる できずやれずに もがく日々 粕一坊
「いっしょに」
いつでも平和 しっかり守る 世にしたいねと にこりする 粕一坊
「あるいて」
遊びの中で ルールを学ぶ 生きる力を 手に入れる 桃栗
「ゆこうよ」
夢幻の この身年月 浮かれて過ぎた 世迷い言 粕一坊
「きれいな」
急に勉強 連日連夜 今からだって 成せば成る 桃栗
「ゆうひの」
行く先見つめ うだつ上がらぬ 日々と決別の のろし上げ 鈍八
「かがやくこみちを」
科学の力 役立て皆で この星救う 道を行く 桃栗
「せんそうをしらない」
戦争を見て 知らぬ顔できぬ 生の現実 痛ましい 粕一坊
「こどもたちさ」
子どもの未来 大切ならば 地球環境 避けられぬ 桃栗
読んでいただいたみなさんとのご縁にこころから感謝します。
『人気blogランキング』に参加しています。応援のクリック、よろしくお願いします。⇒ここを応援クリック、ありがとうございます。
2008年06月22日
夏の山の巻
夏 夏の山こだまと話す面白さ 何木偶
夏 蚊が相手する手酌酒盛り 粕一
雑 横丁にうまい地酒の店ありて 桃栗
秋 陣取る幸に虫も馳走す 粕一
秋月 目冴える夜月に誘われ新煙草 粕一
秋 夜食作れば妻も起き出し 桃栗
雑 日も高く人ごみ多い散歩道 何木偶
雑恋 湖畔の二人すっと寄り添う 粕一
雑恋 水面揺れ遠くに浮かぶ手漕ぎ舟 何木偶
雑恋 青い鳥見てブルー吹き飛ぶ 粕一
雑 茶柱に良き日を想い香り嗅ぐ 桃栗
雑 川のせせらぎそよ風の音 何木偶
冬 山眠る奥に源流白い滝 何木偶
冬月 酔いも醒めゆく雪月明かり 粕一
雑 茶をたてるぎょろ目大福舌鼓 粕一
春 鳥の囀蝶の羽ばたき 何木偶
春花 そこかしこさっと咲き立つ花吹雪 粕一
春 画用紙いっぱい春色描く 桃栗
雑 旅先で出会った地蔵良いお顔 桃栗
雑 あっけらかんとへそ出し闊歩 粕一
雑 小言など聞かぬ娘が親になり 桃栗
雑 川縁すわり流れ見つめる 粕一
雑 息抜きはビルの谷間の飲み仲間 粕一
雑 小旗たなびくグリーンのカップ 何木偶
夏 茶畑の奥にそびえる夏の冨士 何木偶
夏 カメラ向ければ日焼けの笑顔 桃栗
雑 愚のごとく風の無邪気に背伸びする 粕一
秋 秋の輝き実り垂れる穂 粕一
秋月 風流もこくりこくりの月見酒 粕一
秋 栗羊羹で温めの茶飲む 粕一
雑 地味なれど小さきのれん守る店 桃栗
冬 明かりが漏れる障子の隙間 何木偶
雑 目映さに体目覚める目も醒める 粕一
春 蛙合戦猫も寝不足 粕一
春花 空見えぬ花満満の散歩道 粕一
春 ありがたきかな麗らかな日々 粕一
読んでいただいたみなさんとのご縁にこころから感謝します。
『人気blogランキング』に参加しています。応援のクリック、よろしくお願いします。⇒ここを応援クリック、ありがとうございます。
2008年04月25日
幾年もの
春 幾年も遍路見守る古木かな 桃栗
春 古き良き風のどかに残る 粕一
春 シャボン玉福福吹くのリズムにて 粕一
雑 子供の笑顔幸を振りまく 鈍八
秋月 秋の暮星を散りばめ昇る月 何木偶
秋 夜長に嵌る推理小説 桃栗
秋 そぞろ寒犬に起こされ出る散歩 桃栗
雑恋 恋が行き交う人混みの中 粕一
雑恋 この頃の娘の様見て想う母 粕一
雑恋 アルバムめくり気も若返る 桃栗
雑 我顔に母の面影ふと見つけ 桃栗
雑 仕掛け満点鏡の館 何木偶
雑 おどけあり手練自在の人形師 粕一
冬月 師匠の姿月冴ゆに似て 桃栗
雑 水面は目映いばかり時静か 粕一
春 光集めて香る白梅 桃栗
春花 酒友に一人楽しむ花の庭 粕一
春 鶯笛吹き風流添える 何木偶
雑 カクテルとジャズに酔い知る粋な店 鈍八
雑 色鮮やかな虹の架け橋 何木偶
雑 気詰まりもワンコ無邪気笑みこぼれ 粕一
雑 孫が来た日は夫婦で早寝 桃栗
雑 日さす朝後悔立たぬ二日酔い 粕一
雑 嫁の頭に角見え隠れ 桃栗
夏 山の神雷神さまも手が止まる 粕一
夏 夏痩せなどはもう縁もなく 桃栗
雑 好きな絵を額縁なしで飾る部屋 粕一
秋 薄が揺れる茶室の障子 何木偶
秋 爽やかが女心と秋の空 粕一
秋月 何事もなく月眺める夜 粕一
雑 朝日さす感じる豊か歩の馳走 粕一
冬 霜柱立つ神社の小道 何木偶
雑 神様が呆れるほどの虫のよさ 桃栗
春 春はめでたい心浮き立つ 粕一
春花 夢抱え花の都に一人立つ 桃栗
春 雨上がる道初虹かかる 桃栗
読んでいただいたみなさんとのご縁にこころから感謝します。
『人気blogランキング』に参加しています。応援のクリック、よろしくお願いします。⇒ここを応援クリック、ありがとうございます。
2008年04月03日
かしおり
「しれとこ」
沈む夕日に 連絡船の 遠くで汽笛 こだまする 鈍八
「のみさきに」
野を越え行けば 見えてくる海 咲きては甘く 匂う花 桃栗
「はまなすの」
浜の男は 情けが深く すぐに打ち解け 飲み交わす 桃栗
「さくころ」
さわやかな風 雲も流れて 小唄が出るよ 朗々と 何木偶坊
「おもいだし」
面影さそう 凍てつく海も 暖炉もいらぬ 静かな日 粕一坊
「ておくれ」
手つかず残る 大きな森は 来る人癒す 霊宿る 嬉葵
「おれたちのことを」
俺たちいつも 飲兵衛仲間 腰おろしては 斗をまわす 粕一坊
「のんでさわいで」
飲んで歌って 騒げる仲間 一気一気で 泥酔す 鈍八
「おかにのぼれば」
おかまいなしに にわか忍耐 登れ登れの バカ騒ぎ 粕一坊
「はるかく」
果てない光 縷々と届いて 輝く夜空 雲もなし 桃栗
「なしりに」
涙堪えて 暫しの別れ 凛々しき顔で にこやかに 鈍八
「びゃくや」
美人見つけりゃ やんや声掛け 口説きゃ振られ 自棄になる 鈍八
「はあける」
果てしない夢 あどけない顔 血気にはやり ルール無視 粕一坊
「たびのなさけか」
度々振られ 飲むは自棄酒 情けないほど 片思い 桃栗
「のむほどに」
残るは未練 結んだ縁も ほどけて切れて 苦い恋 桃栗
「さまよい」
酒で未練を 紛らすけれど 酔うほど君が 愛おしい 鈍八
「はまにで」
はるか彼方の まばゆいきみの 似顔絵画いては でれでれす 粕一坊
「てみれば」
照れてまともに 見ることできず 冷静なふり バレバレで 桃栗
「つきはてる」
辛い恋など きっと無いさと 果て無き想い 縷々見詰め 鈍八
「なみのうえ」
波音だけが 残る浜辺で 浮かぬ顔して 描く恋 鈍八
「こよいこそきみを」
心地良い酒 酔いが後押し こそばゆいほど 君を見る 何木偶坊
「だきしめんと」
段々畑 岸辺の側で めんこい君に ときめくよ 何木偶坊
「いわかげ」
いつも明るく 笑う君見て 悲しい時も 元気でる 桃栗
「によれば」
煮えきらないと 酔って絡めば 冷静な君 場をはずす 桃栗
「ぴりかがわらう」
ぴりからつまみ がつがつ喰らい 笑い飲み干し 歌いだす 何木偶坊
「わかれの」
湧く恋心 変わらぬ想い 連綿続けと 望むだけ 鈍八
「ひはきた」
独りよがりも 甚だ疲れ 気持ち切り替え 旅に出る 鈍八
「らうすの」
落胆しても 恨みや悔いは 好きだからこそ 残さずに 桃栗
「むらにも」
無茶もやったし 乱暴もした 苦い思い出 もらい泣き 何木偶坊
「きみはでてゆく」
君と一緒に 派手さはないが 手土産つくり ゆく旅路 何木偶坊
「とうげをこえて」
とうに日のぼる 偈をたずさえて 恋の道のり 得手不得手 粕一坊
「わすれちゃ」
僅かな望み 捨てずに待てと 恋愛うらない チャンスあり 桃栗
「いやだよ」
凍てつくこころ 山辺の花が だまりのおれに 陽気よぶ 粕一坊
「きまぐれ」
気が気でないの ままならぬ恋 ぐっと堪えて 連夜飲む 粕一坊
「からすさん」
カッコつけても らしさは出ない 素の俺やっぱ 三枚目 鈍八
「わたしをなかすな」
渡りゆく旅 詩を思い出し 仲間と書いた 砂の上 何木偶坊
「しろいか」
しみじみ飲んだ 露天風呂にて 色恋博打 語り合う 何木偶坊
「もめよしろい」
木綿豆腐に 良い酒あれば 素人忘れ 意気盛ん 何木偶坊
「かもめよ」
からまる想い もどかしさ抑え 酩酊しつつ 夜すぎる 粕一坊
読んでいただいたみなさんとのご縁にこころから感謝します。
『人気blogランキング』に参加しています。応援のクリック、よろしくお願いします。⇒ここを応援クリック、ありがとうございます。
2008年03月05日
想い馳せ
秋 秋風が吹き抜ける先想い馳せ 何木偶
秋 釣瓶落の音ひびく庭 粕一
秋月 名月に湯一献の図極楽にて 粕一
雑 寝ても覚めても趣味に没頭 何木偶
雑 手ひねりの味ある風情笑みこぼれ 桃栗
冬 だしが決め手のあつあつおでん 何木偶
冬 大根は霜にあたって甘味増す 桃栗
雑 世間に出て知る両親の愛 粕一
雑恋 お転婆の振袖姿見違えて 桃栗
雑恋 さば読む様も愛嬌に見え 粕一
雑恋 近頃は鏡の前が長くなり 桃栗
雑 見て見ぬ振りするスィーツの前 粕一
雑 片仮名の行事多くてつまみ食い 何木偶
春月 月は朧に目足よろよろ 粕一
春 時止まる蝶がふわりと家の庭 粕一
春 陽光の中ぶらんこ揺らす 何木偶
春花 子も離れ夫婦で味わう花見酒 桃栗
雑 庭の木見える二階のテラス 何木偶
雑 晴れた日は布団をたたく音響く 桃栗
雑 歌舞伎を真似て大見得を切り 粕一
夏 夕立に人も草木もほっとして 桃栗
夏 涼風通う長屋路地裏 何木偶
雑 喋りたい聞く人いない立ち話 桃栗
雑 立場かたなし逃げ込む先は 粕一
雑 晴れた日は日がな一日太公望 桃栗
雑 本命避けて見つめる視線 粕一
雑 見つめ合うどっちが見てる動物園 粕一
秋 帰りを急ぐ秋の夕暮れ 桃栗
秋月 月見れど句さっぱりだが尽きぬ酒 粕一
秋 運動会で走るお父さん 粕一
雑 人見えぬ広い野原に風が吹く 粕一
雑 草がたなびく家に住みたい 何木偶
雑 お隣りは都々逸ひねる好々爺 桃栗
春 梅の開花に寒さ和らぐ 鈍八
春花 お茶飲みてしばし見とれる花の窓 桃栗
春 桜吹雪の散り際の良さ 粕一
読んでいただいたみなさんとのご縁にこころから感謝します。
『人気blogランキング』に参加しています。応援のクリック、よろしくお願いします。⇒ここを応援クリック、ありがとうございます。
2008年02月24日
笑って許して
「わらって」
わめきちらして 乱痴気騒ぎ つき合いきれぬ 手におえぬ 粕一坊
「ゆるして」
指きりしても ルールを破る しょうがないでは 手に負えぬ 桃栗
「ちいさなことと」
小さくなって 泣きべそかいて 言葉に出来ず 取り乱す 何木偶坊
「わらってゆるして」
笑ってばかり 緩む緊張 しおらしさ無く 手にあまる 何木偶坊
「こんなわたしを」
今夜もやるわ 何度も占い 悪いときには 他誌を見る 粕一坊
「だきしめて」
ダメな私を 奇抜に演じ 示すこの愛 手を伸ばす 鈍八
「ゆるすといってよ」
許すしかない 戸惑い隠し 言ってしまうよ より戻す 粕一坊
「いまはあな」
今更あなたに ハマった私 あまりの恋に 悩む日々 鈍八
「たひとり」
楽しいはずの 秘めた思いが 時に悲しさ リンクする 鈍八
「あなたひとり」
安堵の顔を 眺めて決意 助けたいのは ひとりだけ 何木偶坊
「いのちとき」
祈るよ神に 誓うこの愛 とどのつまりは 君次第 桃栗
「めいのちときめ」
メイクしてても ノーメイクでも 違う魅力で ときめかす 桃栗
「あいして」
あの手この手で いい子にさせる 仕込むアイデア 手配済み 何木偶坊
「るのあい」
留守のあなたに のべつ電話し あれもこれもと いいたがる 粕一坊
「してるの」
知りたいのよと 手当たりしだい 類推妄想 のし歩く 粕一坊
「しんじてほしい」
信じていたい 本当の君を 知っているから いつまでも 桃栗
「わらって」
悪びれもせず 楽勝構え 強がりばかり 手におえぬ 何木偶坊
「ゆるして」
愉快な君と 瑠璃色の海 静かな時が てんでない 桃栗
「こいのあやまち」
恋の試練に 飽きることなく 山越え谷越え 誓う愛 桃栗
「わらってゆるして」
笑うしかない つっぱりはムダ 手に手とるから 許してね 粕一坊
「おねがいよ」
お賽銭あげ 願うこの恋 行ってみようか よその神 桃栗
「たったひとこと」
耐えると言う字 拙い筆で 一文字書くよ 今年の字 桃栗
「ほほえみみせて」
頬を赤らめ 笑みをほしがる 店のガラス越し 手まねきす 粕一坊
「たったひと」
ただいるだけで 伝わるのかな 秘めた思いが 止まらない 鈍八
「ことことば」
言葉巧みに ここぞとばかり とんだお願い ばかりする 何木偶坊
「がほしい」
柄じゃないのよ 頬染めたって しおらしくして いられない 桃栗
「いじめても」
いつも我が儘 じゃじゃ馬娘 めんこいけれど 手もかかる 桃栗
「ゆるすと」
夢にまで出る ルール無き恋 すったもんだで 戸惑って 鈍八
「いってよ」
意地を張っても 冷たくしても 手の内読まれ より戻る 桃栗
「いまはあな」
今も昔も 羽目を外しちゃ 後で後悔 何度もさ 鈍八
「たひとり」
黄昏ながら 密かな楽しみ 時にこの恋 利用する 鈍八
「あなたひとり」
呆れられても 直らぬ性根 頼るはあなた 一人なの 桃栗
「いのちと」
粋なあなたに のめり込む程 小さな悩み 飛んで行く 鈍八
「きめいの」
きつい性格 面食らうよと 言ってはいるが のろけてる 何木偶坊
「ちときめ」
痴話喧嘩さえ 永久に続けと 今日もあなたを 目で追った 鈍八
「あいして」
飴と鞭とで いい匙加減 知らず知らずに 手なずける 桃栗
「るのあい」
ルールは一つ 望みも一つ あなた一筋 いつまでも 鈍八
「してるの」
知ってほしいの 照れずに知って 涙腺ゆるむの のろけないと 粕一坊
「しんじてほしい」
信じているよ 他の誰より しあわせなのさ 一緒なら 桃栗
「わらって」
私いつでも 楽天的と ついつい自慢 手前みそ 桃栗
「ゆるして」
夢見る乙女 縷々とため息 洒落のつもりが てんでダメ 鈍八
「なんでもないと」
難題ばかり でも許すよと なぜなら君が 愛おしい 何木偶坊
「わらってゆるして」
笑って泣いて 揺るがぬ絆 信じあい手に 手をとりて 何木偶坊
「おねがいよ」
おおらかな君 根が暗い俺 意外に二人 良い相性 桃栗
読んでいただいたみなさんとのご縁にこころから感謝します。
『人気blogランキング』に参加しています。応援のクリック、よろしくお願いします。⇒ここを応援クリック、ありがとうございます。
2008年01月31日
流れを見守りながら その2
連句の始まりというのは、和歌が形骸化して面白みをなくしていく中で、鎌倉時代に何人かで5、7、5の長句と7、7の短句を詠みつないでいく連歌が出てきてからなんですね。
それが江戸時代に諧謔性を重視したものに変わってきたものが連句です。
連句の中で、36句を詠む歌仙という形を普及させたのが、松尾芭蕉さんです。
5、7、5の長句というのは、俳句の形式ですので、馴染みがあると思いますが、7、7の短句に馴染みがある人は少ないのではないでしょうか。
じつは、この7、7の短句に、長句にはない味がありまして、わたしなどは7、7の短句は好きですね。
始めてみられるとわかりますが、連句の歌仙はじつに面白い遊びです。ようは、前の人の句につけたり、転じたりする遊びなのですが、このつける、転じるというのが、丁々発止の楽しみがありまして、じつに面白いんですね。
お金もいりませんし、温暖化対策が叫ばれている昨今には、最適な遊びのひとつではないでしょうか。興味のある方は、参加してみてくださいね。やっているうちに、だんだんと要領と楽しみがわかってくると思います。面白いです。
読んでいただいたみなさんとのご縁にこころから感謝します。
『人気blogランキング』に参加しています。応援のクリック、よろしくお願いします。⇒ここを応援クリック、ありがとうございます。
2008年01月25日
流れを見守りながら
あと16年ほどかけて第100巻まで連句を巻こうと考えておりますが、16年後の地球、日本はどういう様になっているのだろうと思いつつも、できることをやりながら、そして連句をつくりながら、いまからの流れを見守っていこうと思っております。
興味のある方は、サイトに気軽に遊びにきてくださいね。ちなみに、粕一はわたしです。
冬 雪吊りの姿美し北の国 桃栗
冬 年の夜に咲く笑みの嬉しさ 粕一
雑 背筋伸び素直正直が誇りにて 粕一
雑 太陽目指し育つ草木 何木偶
春月 手をつなぎ朧月夜を歌う道 桃栗
春 遠足嬉し寝付けぬ子ども 桃栗
春 花吹雪色とりどりのお弁当 何木偶
雑 今日が初日だぶらり一人旅 粕一
雑恋 行く先で人恋しくて饒舌に 何木偶
雑恋 二つの影が伸びる山道 何木偶
雑恋 まばゆくもまぶた懐かしかくれんぼ 粕一
夏 青大将にびっくり仰天 桃栗
秋 秋愁い赤も黄色も盛りすぎ 粕一
秋月 月見て団子山盛りにする 何木偶
秋 秋麗食えど食えども腹が鳴る 粕一
雑 大盛りばやり財布はスリム 粕一
春花 一芸にやんやの喝采花の宴 桃栗
春 謡ひとくさり長閑吹き飛ぶ 粕一
春 春風が通りのカフェで心地よく 桃栗
雑 ひらひらなびく旗と新聞 何木偶
雑 テンポよくジョガー行きかう皇居前 粕一
雑 あともう二分もぐり込む寝床 粕一
夏 寝転んで入道雲に見入る午後 桃栗
雑 階段の上古き山門 何木偶
雑 見渡せば地球をつつむ海と空 粕一
雑 丸い性格なごむあの人 桃栗
雑 伸び縮み自在な猫に遊ばれて 粕一
秋 風が横切る秋の夕暮れ 何木偶
秋月 縁台で月待つ夜はうまい酒 桃栗
秋 柿むく娘手つき危なく 桃栗
雑 茅葺の庭に池ある民家群 何木偶
雑 鯉にえさやり朝食を待つ 何木偶
雑 めずらしく今朝は早起き十時前 粕一
春 春一番にくしゃみ鼻水 鈍八
春花 初花に笑顔ほころぶ北の国 桃栗
春 来たぞ来たぞと春に小躍り 粕一
読んでいただいたみなさんとのご縁にこころから感謝します。
『人気blogランキング』に参加しています。応援のクリック、よろしくお願いします。⇒ここを応援クリック、ありがとうございます。
2007年09月26日
楽しみです
いまから17年ほどかけて連句を100巻巻いていくつもりでおりますが、最初の巻「しずく一滴の巻」が巻き終わりましたので、のせておきます。よかったらご賞味くださいね。ちなみに粕一はわたしの雅号です。
春 春の海しずく一滴そそぎ込み 粕一
春 ソメイヨシノもはじめ一株 粕一
春 賑やかに蛙合戦始まりて 粕一
雑 とんだことでもやった者勝ち 粕一
秋月 収穫を祝い踊るや月の下 何木偶
秋 夢でも美味な秋の品々 粕一
秋 天高くぶよぶよ腹にブートキャンプ 粕一
雑 バランスボール邪魔で蹴飛ばす 桃栗
雑 グランドに残る足跡砂煙 何木偶
雑 甲冑刀馬のいななき 粕一
雑 留守の間に鑑定出された家宝かな 何木偶
雑 家での権威犬の遠吠え 粕一
雑 あの唄が頬杖の背に語りかけ 花央
冬月 津軽海峡冬月景色 粕一
雑 旅の宿三味線弾きの国自慢 桃栗
春 こころも馴染む春服を着る 安安子
春花 校庭に祝福の風花吹雪 桃栗
春 光を乗せてしゃぼん玉飛ぶ 花央
雑 棚ぼたに待ってましたと皮算用 粕一
雑恋 待ち人来ると今日の占い 安安子
雑恋 喧騒の流れを止める像の下 何木偶
夏 天地つんざき雷落ちる 粕一
雑 これこれと無明の酒を酔い醒まし 粕一
雑 はやる家路で出くわすは友 何木偶
雑 竹馬もテレビゲームに様変わり 花央
雑 四季もくずれる日本の天気 粕一
雑 いつだって失くさずいたい心意気 花央
秋 運動会でうんと疲れる 何木偶
秋月 徳利も大判月に無礼講 粕一
秋 くるりと円く飛ぶ流れ星 何木偶
雑 点棒はここが我慢と積み上がり 粕一
雑 亭主と暮らす歳月に似て 桃栗
雑 笑い皺鏡に映る福の数 桃栗
春 春の氷も融けてなくなる 何木偶
春花 春に花空も楽しや酒も舞う 粕一
春 菜飯茶漬けに舌鼓打つ 粕一
読んでいただいたみなさんとのご縁にこころから感謝します。
『人気blogランキング』に参加しています。応援のクリック、よろしくお願いします。⇒ここを応援クリック、ありがとうございます。
2007年08月27日
連句の会 「連衆歌仙 綾鳶の会」始めました その5
そのペースでいくと、36句をひと巻きするのに7週間とちょっと。ひと巻きするごとに10日前後休憩をいれて、だいたい年に6巻きくらいのペース。
100巻きするのに17年くらいでしょうか。わたしが今年52歳ですので、70歳くらいまでには、100巻きできそうです。
100巻を万感の思いで楽しみながら同好の士といっしょにいまから巻いていこうと思っております。
連句の会「連衆歌仙 綾鳶の会」の作句に参加していただける方たちはもちろん大歓迎ですし、時間のあるときにサイトにお立ち寄りいただき見て楽しんでいただける人たちも大いに歓迎いたします。
興味のある方たちは、気軽にお立ち寄りくださいね。
読んでいただいたみなさんとのご縁にこころから感謝します。
『人気blogランキング』に参加しています。応援のクリック、よろしくお願いします。⇒ここを応援クリック、ありがとうございます。







