2008年07月04日
戦争を知らない子どもたち
「せんそうが」
戦火を知らず 育った世代 浮かれていたら 崖っぷち 桃栗
「おわって」
大きな夢も 笑って話す つつみ隠さぬ テレビ族 粕一坊
「ぼくらは」
ぼんやり暮らす 苦労は嫌い 楽して遊び 半世紀 何木偶坊
「うまれた」
宇宙行く日が まさか来るとは 歴史の一歩 託す夢 桃栗
「せんそうをしら」
戦意喪失 相を見りゃわかる しきりにみんな 楽のぞむ 粕一坊
「ずにぼくらは」
ずっと平和な 日本で育ち 僕ら自由を 履き違え 桃栗
「そだった」
それが自由と だんまり決めて 強がる口を 盾に逃げ 鈍八
「おとなに」
親の威厳も とうに無くなり 何を諭せど にべもない 桃栗
「なってあるき」
なんとか就職 つてで決まれど アルバイトより 気が利かぬ 桃栗
「はじめる」
はみ出す事が 自分の証と 迷惑もとより ルール無視 鈍八
「へいわの」
偏差値上下 一喜一憂 我が子の受験 のめり込む 桃栗
「うたをくちずさ」
歌を聞き聞き 車飛ばせど 地図も読めない 冴えぬ奴 桃栗
「みながら」
見た目ばかりの 生意気世代 ガッツは無いし 楽ばかり 何木偶坊
「ぼくらの」
盆暮れ義理で くにへ帰れば ラッシュの波に のみ込まれ 桃栗
「なまえをおぼ」
何かにつけて 前を気にする お手本無いと 墓穴掘る 何木偶坊
「えてほしい」
選ぶ人生 適当に決め 欲しがる事だけ 一著前 鈍八
「せんそうをしらない」
戦争を今 知らぬ世代が 嘆いて問うは 生きる意味 桃栗
「こどもたちさ」
子供に託す たくさんの夢 地球平和と 差別なし 何木偶坊
「わかすぎ」
忘れちゃならぬ 家族の絆 過ぎし良き日の 義理人情 桃栗
「るからと」
留守がいいとか 母さん言うが 楽じゃないんだ 父さんは 桃栗
「ゆるされ」
豊かさ求め 累日残業 冷めた料理を レンジでチン 桃栗
「ないなら」
長いものには いつも巻かれて 無いのは意欲 らしさもね 鈍八
「かみのけ」
勝ち負け嫌い みんな平等 能力あると 煙たがる 何木偶坊
「がながいと」
頑張るけれど 長く持たない 意志が弱くて 滞る 何木偶坊
「ゆるされないなら」
許すばかりで されるがままで ないことあると 並べられ 桃栗
「いまのわたしに」
いまどきの子は のびのびしてて わたし大事で 賑やかだ 何木偶坊
「のこって」
農業離れ コンビニ経営 妻は今日から 店長に 桃栗
「いるのは」
生きがい知らず ルールは無視で 飲んで暴れて 羽目外す 何木偶坊
「なみだをこらえて」
波風うけて だを駄と堕にす こらダメダメだ 猿公だ 粕一坊
「うたうこ」
憂さ晴らしのみ 楽しみみたい 嬉しいときは 小生意気 何木偶坊
「とだけさ」
とまらずしゃべり だまりうつむく 懸命歌い 酒あおる 粕一坊
「あおぞら」
あっけらかんと 大声上げて ぞっとするほど ラッパ飲み 何木偶坊
「がすきで」
学校出ても 脛かじる日々 きちんと就職 出来ぬのよ 桃栗
「はなびら」
はなからやらず 難儀は避ける ビリでもいいよ 楽がいい 粕一坊
「がすきで」
頑固親父が 少なくなって きちんと躾け できぬ母 桃栗
「いつでも」
いの一番に 面だし目立ち できるできると 妄想す 粕一坊
「えがおの」
偉そうな顔 我は丸出しで 俺が俺がと のぼせあげ 粕一坊
「すてきな」
好きな遊びは テレビゲームと 機械持ち寄り 仲良しに 桃栗
「ひとなら」
品格などが 問われる時代 中身空っぽ 楽したい 桃栗
「だれでも」
団欒憧れ レタスをかじる できずやれずに もがく日々 粕一坊
「いっしょに」
いつでも平和 しっかり守る 世にしたいねと にこりする 粕一坊
「あるいて」
遊びの中で ルールを学ぶ 生きる力を 手に入れる 桃栗
「ゆこうよ」
夢幻の この身年月 浮かれて過ぎた 世迷い言 粕一坊
「きれいな」
急に勉強 連日連夜 今からだって 成せば成る 桃栗
「ゆうひの」
行く先見つめ うだつ上がらぬ 日々と決別の のろし上げ 鈍八
「かがやくこみちを」
科学の力 役立て皆で この星救う 道を行く 桃栗
「せんそうをしらない」
戦争を見て 知らぬ顔できぬ 生の現実 痛ましい 粕一坊
「こどもたちさ」
子どもの未来 大切ならば 地球環境 避けられぬ 桃栗
読んでいただいたみなさんとのご縁にこころから感謝します。
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