2008年05月11日
間が悪いというのは その6
自国の政府に対する不満をそらすために、他国を事実と反する内容で悪者にしてしまうという愛国教育は、施政者が最もやってはいけない政治です。
どこの国にも過剰すぎる愛国心に傾斜してしまう人たちというのはいるものでして、そういう人たちの憎しみを意図的に他国に向けようと画策すると、かならず手がつけられない集団ができあがってしまいます。
今回の騒動でよくおわかりになると思います。
不当なる言いがかりから自国の歴史を守るというのは、国の根幹、存在にかかわる問題ですので、どこの国も必死に守ろうとします。
世界の外交を見ると、黒でも白と言い張っても、もう少し上品に言うと、あらゆる詭弁を弄してまで、自国の白を勝ち取ろうと、外交術のすべてをつかって努力をするのが国の外交というものです。
自国の歴史を守らないと、国が滅んでしまうわけです。
そうしないのは、戦後の日本くらいなものでしょう。
というよりも、世界中探しても、白なのに黒と他国から言われると、すいません、黒ですと謝ってしまうのは、日本の政府自民党くらいしかおりません。
日本の戦後の歴史問題というのは、自民党が毅然とした対応をとらずに、事なかれですまそうとしたために、つくりだされた問題と言ってもいいわけです。
そのために、隣国と日本の過剰なる愛国心をもち合わせている人たちが、憎しみ合い、場合によっては過激な行動にでたりもしております。
白の部分は白と自民党がしっかりと主張をして、毅然とした態度を取っていれば、こういう問題はおこっていないわけです。これは、両国民にとって、不幸のなにものでもないでしょう。
自国の過剰なる愛国心をもっている人たちが騒ぎださないように、細心の注意で施政をするのが政治というものでしょう。
そういう意味では、隣国の政治手法と日本の政府自民党というのは、両国民にとって不幸な組み合わせだと思います。
今回の非公開の打ち合わせの中で、日本からもういいかげん事実とは違う歴史教育は両国のためにやめましょうという提案を隣国の主席に福田総理が言ってくれているのであれば、いいのですが。
本来はいいタイミングなはずなのですがね、相手方が自国の過剰なる愛国心に手を焼いてどうしようもなくなっているわけですから。
間が悪いと言えば・・・。
つづく
読んでいただいたみなさんとのご縁にこころから感謝します。
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