2006年03月22日
一生ものの運とは何か
2次リーグで準決勝進出が非常にむずかしくなった後、アメリカがまさかの敗戦をし、失点率のほんの僅差で日本の準決勝進出が決まったとき、王監督はつぎのように述べました。
これは運ではない。実力なのだ。
王ジャパンの4番の大役を最初から最後までまかされた松中選手は、今大会の重圧の中、見事にその大役をはたしましたが、その松中選手は大舞台に弱いと過去何度となく陰口をたたかれております。
そういわれるたびに、大舞台に弱いのではない、技術が未熟なのだ、と松中選手は答えたそうです。
人間、だれしも虫のいいところを少なからずもち合わせております。そのため楽していい目にあいたいとばかりに、目先の運が良くなることを求めがちです。この気持ちは大いにわかります。
ただし、目先の運が良くなると、その後かえって運勢が落ち、人生を踏みはずしてしまうもとにだいたいなってしまうものです。目先の運はその人がもち合わせているマイナス感情を大いに刺激してしまうから、そういう結果になってしまうことが多いのですが。
王監督は練習の虫といわれた人です。松中選手もだれもが認めるくらいの練習の虫です。
王監督はこれは実力だといいきった、松中選手も大舞台に弱いのではない、技術が未熟なのだといいきっています。本当に何かを極める人は、目先の運ばかりは求めないものです。
私は本を書くときには一生ものの運が良くなるための本を書いております。目先の運が良くなるを前面にだせば、本がたくさん売れるのを知っております。しかし、そういう内容にするつもりはまったくありません。
一生ものの運が良くなるということは何でしょうか。それはその人にしっかりと身についた、何があってもぐらつくことのないその人の実力といいきってしまってもいいと思っております。
はからずも、今回の大会で新聞報道で目にした王監督と松中選手の言葉の中に、一生ものの運というものが何であるかを見たおもいがしております。
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この記事へのコメント
ご指摘のとおり、重荷になっていた大きな殻をやぶった、ふっきれた、それが今回の大会でのイチロー選手のかけがえのない大きな収穫になるのではないでしょうか。これでさらに大記録を打ち立てていくのは間違いないでしょうね。







